HIROです!
先日、受講生と電話をしていたんですが…
突然、こんなことを言われました。
HIROさんって、メガネみたいですよね。
思わず「どういうことですか?」と聞き返すと、
話しているうちに、わからなかった部分が
どんどんクリアになっていくんです!
まるでメガネをかけた時みたいな感覚です。
とのこと。
面白い例えですよね!
すごくユーモアのある表現だなと感じました。
そして、正直かなり嬉しかったです^_^
このように生徒さんに褒めてもらうためにApCをやって・・・
・・・いやいや、違いますよ!!
何も僕は自慢をしたくて、
この話をしたわけではありません。笑
そうではなくて、
僕がお伝えしたかったのは
この「メガネ」という表現に使われている
ある文章テクニックについて。
実はこれ説明の上手い人が
こっそり使っている“ズルい技術”でもあります。
その文章テクニックこそが…
「比喩」です!
比喩の意味自体は
小学生でも知っていると思いますが
その威力をしっかり
理解できている人は驚くほど少ないもの。。
たとえばスピーチの感想で
すごく緊張した
と書くのと
太鼓を叩かれているように
心臓がバクバクした
と表現するのとでは
臨場感がまるで違いますよね。
比喩をうまく使えるようになれば
「感情がありありと伝わってくる!」
ような文章が書けてしまうのです。
もちろん、比喩の技術は
一朝一夕で身につくものではありません。
しかしだからこそ、
一度、身につけることができれば
大きな武器になります。
ですので・・・
ぜひ日頃のライティングから
「これ、何かに例えられないかな?」
と考えるようにしてみてくださいね!
P.S.
今回は「比喩」について
お伝えしましたがいかがでしたか?
比喩を使えばたしかに
豊かな文章を書くことができます。
しかし!
「まったく、比喩が思いつかない!」
「比喩は苦手…」
という方もいると思うので
比喩で使えるワードリスト(全10選)
を用意しました!
ぜひ参考にしてくださいね!
①満員電車
「まるで満員電車のような人混みです」
②冷凍パスタ
「僕のココロは冷凍パスタみたいにカチカチになっていました」
③サンドバッグ
「ひたすらダメ出しされて、まるでサンドバッグです」
④バケツの水
「バケツの水をひっくり返したような豪雨でした」
⑤スローモーション
「驚きすぎて、世界がスローモーションに見えました」
⑥曇ったメガネ
「朝の頭は曇ったメガネのように、すっきりしません」
⑦電池が切れた時計
「彼のプレゼンは、電池が切れた時計のごとく途中で停止しました」
⑧剥がれかけの付箋
「あの人は剥がれかけの付箋のように粘り気がないのです」
⑨スマホ
「スマホが残り1%のときぐらいそわそわしました」
⑩ホッカイロ
「今のチームの雰囲気は、2日後のホッカイロぐらい冷え切っています」